RNAプラザ 東百合丘

新百合ヶ丘・たまプラーザ地域の中間くらいに位置する学習塾の塾長ブログ

2024-01-01から1年間の記事一覧

高校別世代毎東大合格数 3(終)

入学年(卒業年)ごとの東大合格数の第三弾、計算ルールは2023現役合格数+2024浪人合格数で統一です(2浪カウントなどは無視するものとします) なぜこの3校をセットにしたかというと、単純に今まで取っていたデータの残りだったからです。 なので比較の意味が…

高校別世代毎東大合格数 2

入学年(卒業年)ごとの東大合格数の第二弾、計算ルールは2023現役合格数+2024浪人合格数で統一です(2浪カウントなどは無視するものとします) 開成は2013年入学が飛び抜けて良く、200人を超えています。元々180人(45%)を超える学年はあまりなくて、ほとんどは…

メディアに登場する記事の話

ネットニュースの雑誌記事に出ていた、最近頻繁にメディア露出を始めている人の最新稿がそこそこ気に障りました。表面的なテーマは「中学受験はコスパが悪い」でしたが、ライターの称する肩書の割にはあまりに低質な論考をしていました。悪質と言った方が正…

高校別世代毎東大合格数 1

今年の高校別大学合格実績も筑駒まで出たので、データとしては粗方揃ったといえるかと思います。 さて、しばらく前に6ヶ年平均を出したのですが、今度は趣向を変えて入学年(卒業年)ごとの東大合格数を見ていきます。計算的には2023現役合格数+2024浪人合格…

陽キャと陰キャ あるいは自信とやる気

ちょっと異色な表題かもしれません。 ただ、この時期のテーマとしては必ずしもおかしなものではなく、進学等で新たな環境へ移る人やその関係者にとって結構大事なものではあるわけです。 直球で言えば御三家や最難関校で、あるいは最難関大学などで。 どうし…

大学入試講評1

大学の合格発表、特に東大の高校別合格実績が大半出揃いました。 開成、麻布、駒東をはじめとした都内男子校の不調に比して聖光、浅野といった神奈川勢や各県公立校のコントラストが目立ちますね。 駒東に関しては入学当初からこの学年は怪しそうだと囁かれ…

思考トレーニング

この時期は花粉症が大変、というのは多くの人に共通するところだと思いますが、自分の場合は例年2月の中旬には症状が強くなっているので、大学受験のシーズンは大変でした。前期であっても国立の試験日程は花粉症で明暗を分けてしまう受験生もいるのではない…

図形問題の解答(再)

図形問題の解答の方です。 これも去年はほぼ掲示しなかったので再利用です。 数字問題(問1)は前記事をご参照ください。 まずは問題を。 これも当然のようにセンスが問われますね。 教科書だけやっていては恐らく解けないタイプの問題です。 センスがどう、…

数字問題の解答(再)

公開している数字問題の解答を再掲します。 公開すると言いつつ結局去年はほとんど掲示しなかったので再利用です。 必ずしも中学以降の"数学"を使う必要はありませんし、力技で当てはめていけば解けるものでもありますが、じゃあ高校生や大人だからといって…

東大足切り'24 & 二月の勝者

先日発表された出願者数が文1と文2で倍率3倍を割った、ということが分かりました。 文系の足切りは3倍ということになっていますので、今年は足切りが行われないということですね。 時々起きるようになったことだそうで、これこそ少子化の足音という気が…

県立高校入試'24

神奈川県立高校入試の志願倍率が公表されました。 ざっと見た感じでは去年に比べてなんとなく均等に集まった感があります。 例えば去年1倍をしっかり割っていた菅高校(0.87)や川崎北(0.91)、白山(0.80)と新栄(0.77)などもそれぞれ1.00以上になっており、反…

出願評:中学入試24'

まだ多少、出願期間の残っている学校もありますが、概ね人数は定まったのではないかなと思います。 事前に目されていた通り、難関校では全体的に志願者が減りました。 現時点で増加(微増)と言えるのは筑駒(+5%)、駒東(+5%)、早稲田(+4%)といった各校ですね。…

勉強の"限界値"とは?(後編:結論)

では実態問題として一日に可能な"新しい勉強"はどれくらい出来るのかといえば、時間数で表せば大体4時間くらいが限界じゃないかなと思っています。 個人差であったり、厳密な定義を求めるとキリがないのでこの4時間を一般論とします。 友人には一日18時間の…

勉強の"限界値"とは?(前編:前置き)

勉強の限界値、こう書くと 「勉強の定義は?」 「限界値の測定方法は?」 といったことが気になる方がいると思います。 気にならないけど興味はある、といった人はふわっとしたイメージで捉えて話を先に進めますが、興味が強すぎる一部の方はそういう細かい…

ブログ内容の難

このブログはどの記事を見てもパッと見て分かりやすいものがないだろうと思います。 視覚イメージを効果的に使っている記事はないはずですし、ほとんどは長文を延々と羅列しているだけです。しかも固有名詞をぼかすなどして分かりにくさを更に助長しています…

中学入試「お得な学校」の実態

正月三が日も終わりまして、そろそろ受験シーズンも目前です。 幸い今年はウチに受験生がいないので、去年までのような緊張感はありません。 さて、この半年ほど後回しにしていた話を順々に進めていきたいと思います。 まず最初は「お得な学校(の実態)」 た…