入学年(卒業年)ごとの東大合格数の第二弾、計算ルールは2023現役合格数+2024浪人合格数で統一です(2浪カウントなどは無視するものとします)
開成は2013年入学が飛び抜けて良く、200人を超えています。元々180人(45%)を超える学年はあまりなくて、ほとんどは160人(40%)前後です。この期間では2009年入学組(2015年卒業)と2013年入学組(2019年卒業)の2回だけになります。
また、筑駒が期間の始終でちょっと減っているように見えますが、戻ったというべきかもしれません。2008年入学~2013年入学だけが、ほかの期間より東大合格者が多いのです。
聖光は着実でこそあるものの巷で騒がれているほど伸びていないように見えますが、むしろこれからです。2018年入学組(今年卒業)が2度目の筑駒との逆転を果たす可能性が充分にあるので、傾向としてそのまま固定化する未来もあるように思えます。
ダブル合格の際に蹴られる側となった学校出身としては些か歯痒い気持ちです。
この3校は今や首都圏進学校のTOP3として他の追随を許さないグループとして確立したといえそうです。これまではツートップといった形であったところに聖光が入ってきたわけです。2番手集団が10校近くひしめいているのと比べるとスッキリしていますね。
とまあ、今回はこんなものになります。
年次で追っていくような内容を書くと、こうした頂点校ではあまり分析も何もないです。余計なことを書くならばいくらでもありますが……