今のところ男子校に限った載せ方をしているので、気が向いたら女子校や共学校もグラフ化しようと思っています。
さて、7校目。
比較的長い期間を以て増加していることが分かりますが、ここ数年は頭打ちといった状況でしょうか。入学偏差値や志願者数などの人気自体は継続して上昇しているため、頭打ちの要因はほかにあるのでしょう。
逆に言えば、20年以上前との違いは人気だけかもしれません。昔から教育スタンスは確立していて、時代が追いついてきたという感じです。
8校目。
比較的隔年現象が強い学校ですが、6カ年平均にしてみるとほぼ一貫して減少していることが分かります。立地の問題もあると言われているのですが、私見では逆に立地が最後の踏ん張りを支えていると思っています。ある程度都心から離れた地域の最優秀層は最難関校に通うのも厳しいので、郊外の名門校に一定数が集まります。そのため、中学入試の偏差値から見ると実績が良く見えるという構図です。
9校目。
一度だけ極端な変更を起こしたタイミングこそありますが、基本的には安定しているため6カ年平均で見る意義はあまりなさそうです。ランキングでもいつの間にか位置する順位帯を変えていて、急激ではないものの堅実に伸びて行っている学校だと思います。
10校目。
ここも変動の大きい学校ですが、6カ年平均に直すと驚くほど安定しています。何だかんだ言っても地域の超名門校です。6カ年平均を出してみるまで、もっと大きく変化していると思っていたのですが、想像以上に盤石でした。最近は競合校(?)の繁栄に隠れがちですが、今のところはうまくやっているような気がします。
男子校だけで10校。
進学校も結構数がありますね。あと2校くらいは男子校の区分に存在すると思うのですが、正直あまり面白くないです。生データの時点で大体想像がついてしまいます。