基本的に具体名は出さないことが多いのですが、普段の会話でも「母校」や「出身大」といった表現をしています。
中学はノリと気分で決めた、と昔から周囲には話しています。
実際、小6の夏に「志望校はどこにするのか」と問われて初めて「え、自分は受験する予定だったのか?」と知りました。その時の両親や友達の驚愕した様子は中々見ものだったことを記憶しています。そう言ったら「性格悪い……」と返されましたが。
本当のところは
・徒歩で通える
・男子校である
・偏差値が高い
という条件で決めていたので、何回決め直しても同じ志望校にはなったと思います。
ただ、条件で絞り込んだと言ったらあまり周りのウケが良くなさそうな気がしたので本音と建前は分けました。
それが大学でも生じています。完全に趣味と好奇心で選んでいるので、知りたいものを見に行くといった流れで進学したわけです。
教科書に載っているような知識は独学で勉強すればいくらでも理解できます。
しかし、そんなものがない世界を知るには自ら飛び込んでいくほか術はないんですね。
基本的に中学受験を経験すると、高校受験の世界を経験することはありません。サッパリ感覚が分からないから、じゃあ行って確かめてみようとなるわけです。直接経験するわけではないにしろ、身を置いて貪欲に携わっていけば分かってくるようになる。
在学中から他大への編入試験を指導してみたり、資格や公務員試験の勉強を教えてみたり、院試の問題を講釈してみたりと"受験"に関しては妙に幅広く縁があるようで、今のところ全く縁がないものは小学校受験かもしれません。あれはちょっとよく分からないので、今後の興味の対象といった感じですね。