RNAプラザ 東百合丘

新百合ヶ丘・たまプラーザ地域の中間くらいに位置する学習塾の塾長ブログ

"頻度"の社会性

一口に社会性と言っても様々ありますが、均衡の取れた双方向性のある人間関係を維持できる社会性というものがあります。

難しく書きましたが、早い話が「今日は私がやったから、明日はあなたがやってね」です。

そして、日々の生活で最も頻度が高く影響力の強いものが"会話"におけるものだと思います。

自分が話したいことだけを話し、相手の話は聞かない。

自分の「面白い」に同意を求めるが、相手の「面白い」に聞く姿勢を持たない。

自分は愚痴を言うけど相手の愚痴は遮るという人もいますね。

その場で何往復か続く会話でもそうですが、日を跨ぐなど期間トータルでバランスを取ることができる人は意外と少ないようです。

これは意識しなければ身につかない社会的スキルですけども、意識する前にまず概念に気付かない類いですので、いわゆる無形の学力に相当するものだといえるでしょう。

もちろん点数化できませんし、立場の上下・強弱なども絡んでくる複雑系なので評価付けも一筋縄ではいきません。

それでも極端なバランスになっているかくらいは分かるはずです。大雑把な評価付けならできそうですね。

 

これは頻度以外に程度の話にもいえることです。

意見が対立したときなど、相手の話をどの程度認めたり譲歩できるか。

一切引かない人を見かけることは、大人の世界でも少なからずあると思います。

子供の世界ならなおさらです。

一度言い出したから(自分が間違っていても)退けない、という人は案外多いです。

この話はこの話で読み砕くべきことは多々あるのですが、そこについてはまたの機会にしたいと思います。

 

具体例を全然出していないのでイメージしづらい話だったとは思います。

刺さる人に刺されば良いな、と考えているのでこのまま置いておきます。